漆工房 攝津
秋田県南部に位置する湯沢市の川連(かわつら)町は、奥羽山脈の豊富な森林などの環境に恵まれ、古くから漆器作りがさかんな地域でした。漆器作りの始まりは、鎌倉時代にさかのぼると伝えられています。川連漆器の特徴は、堅牢で丈夫な作り。下地工程の丹念さ、塗りの丁寧さに定評があります。輪島塗りや会津塗りなどに比べると、装飾は比較的シンプルで、普段使いの漆器として人々に親しまれてきました。
漆工房 攝津は、川連漆りの工房です。
* * * * *
明治生まれのおじい様が昭和初期に始められた蒔絵の工房。現在は、お父様の攝津祐一さんとご子息の広紀さんのお二人で営まれています。
漆工房攝津の暖簾(のれん)
初代代表のおじい様が描かれた翁の絵の椀
漆工房 攝津は、螺鈿(らでん)や琥珀(こはく)の他、銀地などの装飾技法にも長け、川連の地から美しい漆器を輩出しています。
装飾の美しいぐい呑み
黒檀箸
銀彩ぐい呑みを磨く広紀さん。三代目の広紀さんは、素地や塗りも自ら手掛けるなど、活動の幅を広げています。
☆銀彩ぐい呑み 平成20年全国漆器展経済産業大臣賞受賞 NHK BSの番組イッピンで取り上げられました。
伝統の技をベースに、高い技術力と独創性で生み出した漆工房 攝津の作品は、各方面で評価され受賞経験も豊富です。深みのある色合いの塗り、すっきりした器の形、品の良い装飾が特徴の品は、普段使いにもハレの場でも映える大人の魅力にあふれています。
石目仕上げの器 みのり鉢
☆「みのり鉢」2015年 あきた食のチャンピオンシップ2015 金賞受賞
KOBACHI
☆「KOBACHI」平成22年全国漆器展経済産業省製造産業局長賞
⇒工房のHP 漆工房 攝津 WEBSITE http://www.urushi-settsu.com/info.html
* * * * *
攝津祐一氏、攝津広紀氏プロフィール
漆工房攝津 WEBSITEより(許可を得て引用させていただきました)
攝津祐一氏
1942年 秋田県湯沢市に生まれる
1958年 照井蔵人氏に師事
1962年 父、正治に師事
1989年 伝統工芸士に認定される
2015年 瑞宝単光章受賞
●入選、入賞歴
・秋田県美術展
・現代工芸展
・全国漆器展
・川連漆器展
攝津広紀氏
1969年 秋田県湯沢市に生まれる
1987年 秋田県立湯沢高校卒業
1989年 石川県立輪島市漆芸技術研修所 特別専修課程卒業
1989年 漆芸家、寺西松太氏に師事
1992年 石川県立輪島市漆芸技術研修所普通課程を卒業 卒業作品所長表彰受賞
1993年 金沢にて自営の傍ら加賀蒔絵、金沢仏壇蒔絵を学ぶ
1999年 秋田へ帰省、蒔絵師の三代目として家業を継ぐ 同時に自ら素地、塗りも手掛ける作品作りも始める
2001年 チーム匠21のテーブルセット、秋田ワールドゲームの表彰メダルの制作に参加
2003年 秋田県美術展覧会特選受賞 以後、奨励賞他
川連漆器総合展示会県知事賞
若手職人5人で「漆人五人衆」を結成。秋田、仙台、東京など各地でグループ展を開催。現在も継続中
2008年 全国漆器展 経済産業大臣賞受賞
以後、経済産業省製造産業局長賞、日本漆器協同組合連合会理事長賞
2011年 東京、銀座ギャラリーEcru+HMにて個展
2015年 あきた食のチャンピオンシップ2015 金賞受賞
* * * * *
漆工房 攝津は、川連漆りの工房です。
* * * * *
明治生まれのおじい様が昭和初期に始められた蒔絵の工房。現在は、お父様の攝津祐一さんとご子息の広紀さんのお二人で営まれています。
漆工房攝津の暖簾(のれん)
初代代表のおじい様が描かれた翁の絵の椀
漆工房 攝津は、螺鈿(らでん)や琥珀(こはく)の他、銀地などの装飾技法にも長け、川連の地から美しい漆器を輩出しています。
装飾の美しいぐい呑み
黒檀箸
銀彩ぐい呑みを磨く広紀さん。三代目の広紀さんは、素地や塗りも自ら手掛けるなど、活動の幅を広げています。
☆銀彩ぐい呑み 平成20年全国漆器展経済産業大臣賞受賞 NHK BSの番組イッピンで取り上げられました。
伝統の技をベースに、高い技術力と独創性で生み出した漆工房 攝津の作品は、各方面で評価され受賞経験も豊富です。深みのある色合いの塗り、すっきりした器の形、品の良い装飾が特徴の品は、普段使いにもハレの場でも映える大人の魅力にあふれています。
石目仕上げの器 みのり鉢
☆「みのり鉢」2015年 あきた食のチャンピオンシップ2015 金賞受賞
KOBACHI
☆「KOBACHI」平成22年全国漆器展経済産業省製造産業局長賞
⇒工房のHP 漆工房 攝津 WEBSITE http://www.urushi-settsu.com/info.html
* * * * *
攝津祐一氏、攝津広紀氏プロフィール
漆工房攝津 WEBSITEより(許可を得て引用させていただきました)
攝津祐一氏
1942年 秋田県湯沢市に生まれる
1958年 照井蔵人氏に師事
1962年 父、正治に師事
1989年 伝統工芸士に認定される
2015年 瑞宝単光章受賞
●入選、入賞歴
・秋田県美術展
・現代工芸展
・全国漆器展
・川連漆器展
攝津広紀氏
1969年 秋田県湯沢市に生まれる
1987年 秋田県立湯沢高校卒業
1989年 石川県立輪島市漆芸技術研修所 特別専修課程卒業
1989年 漆芸家、寺西松太氏に師事
1992年 石川県立輪島市漆芸技術研修所普通課程を卒業 卒業作品所長表彰受賞
1993年 金沢にて自営の傍ら加賀蒔絵、金沢仏壇蒔絵を学ぶ
1999年 秋田へ帰省、蒔絵師の三代目として家業を継ぐ 同時に自ら素地、塗りも手掛ける作品作りも始める
2001年 チーム匠21のテーブルセット、秋田ワールドゲームの表彰メダルの制作に参加
2003年 秋田県美術展覧会特選受賞 以後、奨励賞他
川連漆器総合展示会県知事賞
若手職人5人で「漆人五人衆」を結成。秋田、仙台、東京など各地でグループ展を開催。現在も継続中
2008年 全国漆器展 経済産業大臣賞受賞
以後、経済産業省製造産業局長賞、日本漆器協同組合連合会理事長賞
2011年 東京、銀座ギャラリーEcru+HMにて個展
2015年 あきた食のチャンピオンシップ2015 金賞受賞
* * * * *
(4件/4件)